センター紹介

活動の目的

サツマイモ情報センターは、サツマイモに関して何か行ううえでの「基盤」となり、サツマイモ関係者の拠り所となるものを目指す。具体的には、サツマイモ業界において事業を実践する際に直面するさまざまな課題を相談できるところである。

事業を実践するうえでは、事業に合った品種の開発・選定から栽培技術、加工の適性、さらには流通とサービスにいたる、さまざまな疑問・難問を解決していかなくてはならない。また、日本全体や世界の潮流をウォッチして、競争力の増進に先進的に取り組み、サポートしてくれる機関(プラットフォーム)が必要である。

また、サツマイモ業界は変化の時代を迎えており、その変化は何もしないでいれば、関係者に不利益をもたらすものである。サツマイモ産業に横串を通すような仕組みを構築し、それぞれの立場を超えて最良の解決策を研究するプラットフォームが必要である。

上記の視点や課題を踏まえ、サツマイモ情報センターは、サツマイモに関する総合的・多角的・科学的な視点での情報の蓄積と発信、サツマイモ関係者・関係機関の交流と課題解決のプラットフォームとして、情報共有や円滑な連携を推進する活動を実施する。

活動の背景

  • 国内では、第4次焼いもブームを発端として、年々新しいサツマイモの品種や商品が開発され、種類も驚くほど多くある。サツマイモの育種、加工技術は日本がトップレベルと言われている。
  • 近年、サツマイモ業界は変化の時代を迎えており、サツマイモに関わっている研究者、生産者、事業者でも、サツマイモ業界に関する全体や実態を把握できない状況である。
  • 高齢化・人材不足等による国内生産量の更なる減少、気象変動による生産量や品質のばらつき・病害虫の発生増加、国内研究者の減少による研究開発の弱体化・技術力の低下といった問題を抱えている。
  • サツマイモに関する情報は散在しており、サツマイモに関する専門家・研究者の情報がまとまっていない、産地間の交流が少なく有用な情報の共有化が少ない。
  • 数多くの研究テーマがあるが、その結果が十分に活用されているとは言い難い。現場では科学的エビデンスに基づいた取組みや考察が必要である。

よって、今後の日本国内のサツマイモ業界では、次のような視点をもつことが重要と考える。

  1. グローカル
    Think Globally, Act Locally。サツマイモに関して、世界規模に展開・通用する考えをもって、地域の文化や慣習に向き合い、社会のニーズに合った取り組みを実施する。
  2. オープンイノベーション
    サツマイモ業界に対するビジョンや志を同じくする個人・企業・組織が、壁をとりはらって積極的に情報や技術を共有し、新しい事業機会を探索し新規事業を共創する。
  3. 未来思考(バックキャスティング
    サツマイモ業界の未来のあるべき姿から未来を起点に解決策を見つけ、いま起こすべきアクションを決めて実行する。

運営体制

サツマイモ情報センターは、日本いも類研究会内の活動として、サツマイモに特化し深化させるものである。運営は、センター長、複数の運営委員、事務局長の体制であたり、日本いも類研究会会員の中から参画いただく。

役職氏名所属
センター長山田 英次サツマイモまんが資料館 館長
運営委員大泉 敬士三好アグリテック株式会社 営業部部長
運営委員大谷 基泰石川県立大学 植物細胞工学研究室 准教授
運営委員門脇 正行島根大学生物資源科学部 農林生産学科 准教授
運営委員金田 富夫JAなめがたしおさい 専務理事
運営委員齊藤 浩一株式会社川小商店 代表取締役社長
運営委員鈴木 敏夫農文協プロダクション 代表取締役
運営委員中澤 健雄日本いも類研究会 事務局長
運営委員矢野 哲男(一財)いも類振興会 理事長
運営委員吉元 誠マイ食品開発研究所 代表
事務局長橋本 亜友樹さつまいもカンパニー株式会社 代表取締役